Première étoile

舞台俳優のおたく

2019年総括・蔵出し感想集

みなさんこんにちは

今日は大晦日ですね。みなさんはどんな1年をお過ごしになりましたか?

私としては仕事にも推し事も慣れて、自分の思うままに生きてきました。大体のことを自分の中で消化してしまい、あまりアウトプットできていなかった気がします。

というわけで、2019年観劇したもの蔵出し感想集としてまとめたいと思います!

 

 

その前に今年の推しごと総括を…。

観劇作品数:15作品(内、推し関係6作品) 観劇回数:50回(内、遠征2回)

映画(刀シネ):14回 ライビュ/イベント:6回

 

映画を除く現場回数でいうと前年比+18回でした。今年の推しくんは特にドラマを頑張っていて現場自体が少なかったので穏やかな1年だったと思います。私はあんまりドラマと相性が良くなくて夏の時期はとにかく苦しかったです。

一番通ったのはハリトビの8回でしたが、推しくん出演作はどれも6回以上観ていたようなのでほぼ誤差ですね。驚きなのは遠征大好き人間が今年は2回しか遠征に行っていないという事実!しかも日帰りと往復夜行バスの旅で贅沢していない。これは素晴らしい進化です。

あとはリリイベに推しが出ないのでそういう類のイベントは行かなかったなあ。まさか風間篇のリリイベまでいないとは思わなかったけど、彼忙しいのでね。あとはこれでも社会人の端くれなので急にイベントぶっこまれても調節できない為、直近のくせに突然ぽいっと出されたものに関しては見ない事にしました。

全部行かなくてもいいし、面白いと思えないものは見ない。それでいいと開き直れるようになりました。

物が増えるのが嫌でトレブロも買わなくなったし、パンフも絶対欲しい!と思わない限り買わなくなった。お金を落とさないおたくはあまり良くないかもだけど、いくらそれに金落としたところで推しくんの元にいくものではないし…。

この前大掃除と称して部屋も整理したとき、思い切って部屋に飾っていたブロマイドを3枚だけにしました。他はカレンダー2つ。見た目もスッキリしたし、なんだか気分も軽くなった。半年前までは毎日カレンダーに向かって必ず行ってきますとただいまを言ってたけど(こわい)それもなくなったし、毎晩ブログで生存確認しなくても寝られるようになった!上手いこと自分の中でバランスが取れてきたのではないかと思います。

推しは人生を豊かにしてくれる人であって、人生の全てではないですからね。

この1年でだいぶ落ち着いたと思います。F6の2ndライブを観た後も同じことを言えるかどうかは怪しい所ですが!笑  

ちなみに私の2020年の目標は

  • 現場の数を今年の半分に抑えること
  • おたく女子3人暮らしを実現すること この2つです。

来年も適度に楽しくおたくライフを楽しみましょ~!!

 
それでは今年の振り返りを。既に記事にしたものは省略しますね~。

1月 画狂人北斎/トゥーランドット

2月 泪橋ディンドンバンド3

3月 現場なし

4月 薄桜鬼風間千景篇/ヒロステ/りさ子のガチ恋俳優沼

りさ子は初日のチケットが一般発売で手に入ったのでふらっと観てきましたが、公演数日前に買ったのにくれはさん枠でB列ドセンで出演者のおたくに申し訳なかった。
原作は修了済で、拗らせファンが自分がりあこ(というかあれは執着と承認欲求)であることに気付き、勘違いストーカーとしてはた迷惑を起こす暴走劇と匂わせ(自己顕示欲)の末路を描いた作品だと解釈してます。多分ほぼ間違ってない。

内容としてはただ怖かった。俳優とファンのお互いが見て見ぬふりをしたい部分をリアルタイムでその場で共有しているわけだし、推しが出演していなくて本当に良かったと思ってしまった。その場にいるだけでいろんな意味でヒヤヒヤした。
新垣さんのお芝居がとてもお上手でりさ子の話し方が本当によくいるオタクなんですよ。誰かに急に話しかけられた時のリアクションとか、オタクじゃない誰かと一緒にいる時のびくびくした反応とか絶妙にイライラする感じ…自称被害者系オタクの鉄板というか。そんなのばっかだとは思ってないですけど絶対いる。よく研究されていた…。

私は出待ちをしたいと思わない。認知なんて全く興味ないからりさ子のあの都合のいい頭は理解しがたいけど、私も含めおたくって中空っぽだったりするから推しを追っかけるしかないんだよね。だからあんなに自信がなかったり自分を卑下したりする。そもそも自分は好きで勝手に俳優追っかけてるのに相手に見返りなんて求めたらダメなんですよ。推しの存在自体が恩恵だってことを肝に銘じておくべき。でもこれを俳優側から言われたらムカつく。ただ俳優側の視点で物語が進んでいる間もフィクションだとしても胸糞悪いシーンは沢山あったし、所詮こんなもんなんだろうなと虚しい気持ちになったりもした。

原作ならあっきーに推し変している部分が主演の柏木くんの名前「ゆうすけくん」に変わっていて思わずドン引きしました。お、おまえそこまで攻める?!おたくへの挑発強烈すぎない?!って思いましたが皆さんはどう思いましたか?まあ誰しも一歩間違えればりさ子になりかねないってことが言いたいんだろうけど…。

 

5月 SPECTER/cocoon星ひとつ編/お部屋のお話

スペクターは私にとって初・生TRUMPでした。ローザがうざすぎて終始キレ狂っていたことを覚えている。ガバンリがメッタ刺しにされたシーンは完全に私のトラウマとなりました。あそこまで恐怖に駆られたことっていままでなかった気がします…。あとはクラナッハがイケメンで見入っちゃいました。TRUMPシリーズをみてると、どうしたって信仰と崇拝は美しく見えてしまうのだろうと思います。圧倒的強者への屈伏、祖への敬拝。だいたいTRUMPが登場する時って壮大な音楽と強烈な光が射してドーン!ってかんじだから分かりやすいのかもしれない。なんかTRUMPのボロボロ加減はイエスキリストを彷彿させるんだよな~。

星ひとつは残念ながらいまいち内容を覚えてない。これは星ひとつをサンシャイン劇場で観てからすぐに新宿に移動して月の翳りのライビュを観てしまったからです。月がドストライクすぎて星の内容がふっとんじゃったんだ…。

お部屋のお話はチラシをみてキャスト的に面白いな、と直感を信じて観に行きました。(あとこのキャストなら推しくんが観に行きそうだという下心)はたらく細部ぶりに拝見した富翔さんがまた自由で面白かったです。前半はとにかくわちゃわちゃ、後半はしっとりほっこりドラマと違うテイストを楽しめたのも良かった。

6月 cocoon月の翳り編/慈伝

月の翳り編の危うさと美しさはとんでもなかったです。5月のライビュ直後に急いでチケぴのサイトにとんで、ギリ残っていたチケットを勝ち取った。その瞬間は自分の欲望のままに生きていて最高の気分でした。

荒木さんのラファエロがドストライクすぎて推しが増えてしまうんじゃないかって本気で思った。アンジェリコラファエロは昔仲良かったんだね…。どっちもまだ純粋で少し幼くて、互いを信じてた。

アンジェリコなんかラファエロのことすきぴ!って感じだったじゃん…。高貴な家庭に育った上級貴族の御曹司はパパやママ、世間からも何不自由なく受け入れられてきたからまさか親友と思っていたラファエロに心の底から否定されるなんで思っていなかったんだろうな。最後の赤いバラが落ちてくる(降ってくるでは表現が優しすぎる)演出、あれはラファエロの心の血?というかダムが決壊したようだった。美しすぎるーーーー!!

ラファエロは「ウルを護る」というパパからの使命(それは彼にとって生きる意味であり、同時に呪いでもある)を守るためにあんなにもあっさり友を捨ててしまうのね…?!1ミリもさみしそうな素振り見せてないし冷淡守護者ラファエロ・デリコここに誕生。

唯一の常識人ジュリオくんが可愛すぎてね、月の翳りの推しでした。お袖がひらひらしていて可愛いのよ。君に会いに大阪まで行ったんだよと言っても過言ではない。クラナッハとジュリオ、ともに田中亨くんに楽しませて頂いた2か月でした。

7月、8月 慈伝/天守物語/幽遊白書

天守物語の感想としては図書ノ助と鷹で言ったら鷹一択だったので、鷹のあまりの不憫さに涙しかなかった。こんなにも愛してくれる素敵な彼氏がいるのに富姫浮気なんてしてんじゃねえぞ??!!!まじで自業自得だかんな?!!あんまり富姫には感情移入できなかった。でもとってもお美しくていらした。亀姫も可愛かったし、待女の長谷川かすみちゃんも最高に可愛かった!あの虹色の鳥さんは得体が知れなくていい意味で不気味だった。この時人生で初めて最前に座りました。北村諒さんのどえらい美貌を間近で見ることが出来て良かったです。最後にみんなが踊り狂う演出、舞台上からキャストが零れ落ちてきそうなほどぎりぎりまで迫っていて迫力があったな~!目の前で鷹が踊っていたので感無量でした。来世では幸せになってくれ!!!!!!

幽遊白書は世代ではないのですが、母親がむかし飛影を好きだったらしく(抗えないオタクの血)よく一緒にBSでアニメを見ていたので観ました。鈴木拡樹さまが三日月宗近以外を演じている姿を見たことがなくて、それも気になっていました。私はコエンマ様青年verが一等好きなのですが、ここでも現れる荒木宏文さま…ありがとうございます…。私的には1幕で幽助が生き返って4人になって2幕でもう戦いにいくくらいの勢いがあっても良かったかな~と若干の物足りなさを感じましたが流石にそれはストーリー展開と時間が厳しいよね…。ぼたんちゃんがそっくりそのままでとーっても可愛かった。

9月 現場なし

何も言わずにせなまさゆきのsomedayを聞いてくれ。

10月 ハリトビ

なんというか、社会に息苦しさを感じる全自称ダメ人間と疲れた大人全員に観てほしい作品…心がじんわりと温かくなる。仕事続かないちょっとダメ人間な光弘とロック喫茶ハリトビに集まるもっとダメな大人たちの人間ストーリー。口悪いけどちゃんといただきますが言える根はいい子な光弘はあてがき感あるなあと思いました。(おい)個人的には画狂人北斎で共演していた津村さんが演じていた稔さんがいいキャラしていて観ていて楽しかった。

今回2019年の全ての運を使い果たし推しくん主演舞台で最前ドセンを勝ち取りました。最前ドセンってすごいね。まるでこの公演が私のためにあるように目のまえは開けているし、常に推しが目の前にいるんだよ。肉眼で見る推しの涙が神々しくて感涙でした。

 10/18マチネが台風19号?の影響で中止になった分の振替公演で追加されて、3連休中かつその日のソワレ行く予定だったからもちろん行きました。最初は4列目の真ん中でラッキー!と思っていたのですが、サンモールが19列まであってその公演は9列の半分までしか埋まっていませんでした。告知が4日前とかそんな感じたっだし平日の昼だから急に言われても難しいとこは分かっていたんだけど、なんてこった……と頭が真っ白になってしまいました。光弘がハリトビにはいっていきた瞬間びっくりさせてしまうんじゃないかって。(モニターで見えてるだろうけど)それでも120人にも満たない観客の前でもいつもと変わらないお芝居を見せてくれた彼らを見て思わず涙が出てしまいました。自然災害怖いなあ。去年の北九州豪雨も本当に怖かった。ハリトビも阪神淡路大震災に触れてたから一層意識した。

 11月 大繭期夜会/おそ松さん3

大繭期夜会はとっても素敵な時間を過ごせました~!普段黒なんて滅多に着ないからワンピース新調してみちゃったり、差し色どこに入れようかな~なんでワクワクしましたね。(お洒落初心者なので赤リップに留めておいた)

圧倒的歌唱力を全身で浴びて朗読を聴いて大合唱して…あれは完全に宗教でした…。壮さんと田村芽衣実ちゃんのマリゴ曲が聞けて最高にハッピーでした。東くんはやっぱり股下2メートルありますね。

 

おそ松さんは最高にアホで楽しかったです。鳥頭なのでOPが2種類あるのは2日連続マチソワしてからやっと気が付きました。

どのエピソードが好きかと聞かれたらGWの一松がパパになりたい話です。カラ松のシャツをトッティの下腹部にかけて下からベイビー役のおそ松がでてくる流れ、いつからああなったんだっけ?もう面白すぎて何回見ても笑えた。あとはF6の蝉もくだらなくて好きだった。もちろんサマー仮面もね。前回は肉様は海パン履いてたけど、流石にビキニじゃなかった…あんな格好で際どいアクションしてからほんとヒヤヒヤした。ROKUはジャスくんがとっても楽しそうでとっても可愛かった。ドラム叩く肉様かっこよすぎた!!! 一番すべってたのはもう間違いなくF6のエイプリルフールだったね。(小声)

にゃーちゃん可愛かったねえ。本当に天使みたいだった。17歳すごい。

F6の新曲どっちも最高だから今日聴きたいんだけど歌ってくれるかな?!プレシャスアセットは100万回聴きたい。ライブは幕張全部行くしたのしみ!!!

今回はおたく友達を2人松にご招待したんだけど、夢のような時間だったって感想くれて思った以上に楽しんでくれたみたいでとっても嬉しかった!!ひとりはライブも連番してくれることになったし。友達と行く舞台も楽しくていいなあ。他担の友達できないかな~!

そうそう、松ステ3に行くにあたってキンブレシートをつくってみました~!

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マスターするまでに時間はかかりましたが1回作れば何とかなりそう。ライブまでに改良を重ねてもっと可愛いものをつくりたいです。

12月 維伝/ステフェス2部

今日ステフェス2部行ってきます。初めてのカウントダウンだ!わーーい!!!

 

 

ふりかえってみると推しくんのいない作品を結構観ていますね。知らない世界がたくさん広がっていて面白かったなあ。ちなみに今年のベストヒット作品は「ミュージカル薄桜鬼 風間千景篇」でした。薄桜鬼は満足するまで通いまくって本当に良かった……。泥臭くてかっこいい最高の土方さんをありがとう。2年間お疲れ様でした。

  来年の現場が8月まで決まっているのはなかなかハイペースですが、2020年も楽しんでいきたいと思います。東京ドーム絶対行ってやるからな!!!!!!

 

それではみなさま、よいお年をお迎えください。今年も一年ありがとうございました~!